コースについて

コースイメージ図

コースは予定です、今後変更になる可能性があります。(7月14日更新)
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コースガイダンス

大雪山ウルトラトレイル80kmコース紹介

K01スタートとゴールは白滝高原キャンプ場。北海道の初夏の日の出は早いとはいえ、スタート時間の4時はまだ薄暗い。盆地状の地形で昼夜の気温差が大きいので、暑くなる夏とはいえ、スタート時はウインドブレーカーが必要だ。スタート後はしばらくゆるい下りのアスファルトが続き、体を温めるにはちょうど良い。体調が整ったころに林道・作業道に入る。北海道特有の雄大な牧草地や畑作地帯の平坦な道が続く。天気が良ければこの地方独特の朝霧が次第に薄れて、東の山並みの稜線から昇る穏やかな朝日が優しくランナーたちを迎えてくれる。

K02

エイドステーションA1から白滝町の北側の山裾に延びる林道へと進む。適度なアップダウンが続き、思わず力が入るが、先のことを考えると、無理をしないほうがいい。公園内のアスファルトを通り、小川沿いの平坦な小道を進み、エイドステーションA2へと至る。33kmから46km地点の2つの周回は今回から新たに加わったコースだ。例年は50kmからが辛さが身に沁み始めるのに、その前にさらにアップダウンの続くコースが付け加えられた影響は計り知れないだろう。覚悟をしておく必要がある。

K03

エイドステーションA3からは、しばらく続く平坦な舗装を後ろに、アップダウンの続く林道に入る。日差しを遮る植物が少ない区間があり、相当暑く感じるはずだ。十分な水分補給が必要だ。25kmコースのスタート地点からはだらだらと登る坂道が待っている。エイドステーションA4までの5kmほどの区間をどのようなペースで進むのかが、前半(まだ前半!)の最大のポインドだ。

 

K04エイドステーションA4からいよいよ本格的な山岳地帯へ入る。登山道を進むと右側から流れる冷たい沢水に出会う。これから続く長い登りに備えて、小休止を取りたい。冷たい沢水が、たぶんボロボロになっている体を癒してくれる。しばらく進むと、年によって規模が異なるが、大きな雪渓が前方に立ちふさがる。雪渓に慣れていない人は、保護用のキャップと、雪渓に刺さり過ぎない先端に輪のついたポールがあると登りやすい。次第に高木帯、低木帯、這松帯と植生が変化する。最後にゆるい岩場を抜けて、平山から天狗岳へと続く稜線に出る。ここからしばらくは強風が吹きやすい地帯なので防寒に細心の注意が必要だ。平山分岐から比麻良山までは自然保護のための歩行区間[この区間の通過時間は全員一律に30分]だ。K05普通に歩いて25分ほどなので、体調を整え、補給をし、余裕を持って左側前方に広がるアンギュラスのシルエットを目に焼き付けてほしい。視線を落とせば、北大雪主要山岳地帯に広がる豊かな高山植物が咲き乱れている。登山道のトレースが分かりづらい区間もあるので、トレースを外さないようにしっかりと確認しながら進みたい。このルートは一般登山者も行き来しているので、使わせていただいている感謝の気持ちで声をかけてほしい。比麻良山からは見通しのいい這松帯を下ると、冷たい水が待っているエイドステーションA5に着く。やぶ蚊が多い山中の沢沿いで1日中ランナーを迎えてくださるスタッフに感謝しながら通過したい。レースはここからが本当の勝負所だ。普段あまり使われていない登山道を、この大会のため実行委員長の矢木さんが中心となり整備してくださった気持ちの良い笹原の長い登りが続く。有明手前の登りは本当に長く感じる!ここでのエネルギーが残っていることが大切だ。有明からは細い稜線上の這松帯が続く。這松の根に足を取られないように慎重に進む。最後に待ち受けているのは、前方に壁のように迫ってくる天狗岳への急な登りだ。気力を振り絞り、手も使いながら這い上がる。見通しが良く、点々と前のランナーが見える。天狗岳山頂での荘厳な景色に一瞬だけ癒され、ゴールまで続く長い下りに入る。白滝スキー場からは、ゲレンデ横の急な下りを進む。大小の浮石が点在しているので、疲れた足には酷だが、重心を低くして慎重に進む必要がある。ゲレンデ後半は作業道を走り、舗装へと出る。最後に小さい登りを超えると、500mほどで白滝高原キャンプ場のゴールアーチが見えてくる。長い1日が終わり、全力を出し切った満足感で、感謝しながらゴールしましょう。ゴールの向こうに何が見えるか!!

 

2014大雪山ウルトラトレイル80k 第3位

トレイルランナー 三浦裕司