ご参加の皆様へ 【第6回大雪山ウルトラトレイル実施報告】

この度は、第6回大雪山ウルトラトレイルにご出場いただき、有難うございました。
ご参加いただいた皆様に、大会終了後のご報告をいたします。
本6回大会より、主会場を遠軽町白滝の中心地・白滝ジオパーク交流センター前に移し、80km、40km、17kmの3種目で実施することとなり、多くの地元住民や関係者の支援を得て開催することとなりました。

【80kmコースロストについて】
今回新設された本コースで、スタート直後にミスコースが発生し、多くのランナーが正規コースに復帰するのに時間を費やすことになった件で、大会終了後に原因を検証しましたので、その結果をご報告します。

先行するランナー数名が、当該地点に差しかかった際に進む方向を誤り、そのまま直進し「17kmコース」方面へ進んでしまった。その際、配置されたコース立哨員のランナーへの声掛けが十分に行われなかったため、後続のランナーもそのあとに続きミスコースが拡大してしまった。
本来であれば先頭がミスコースした時点で引き返すよう指示し、正規コースへ誘導すべきだったが、状況が混乱したことにより適切にそれが行われなかった。
また当該地点には、大会開催のため一般車両を通行禁止するための看板と三角コーン・バーが道路上に設置されていたため、ランナーがそれを勘違いして正しいコースに行くのをためらったことも誘因のひとつであった。
大会本部では、ランナーのコースロストを把握した時点でランナーのもとへ向かい、正規コースへの復帰を促し、そのまま競技を続行した。
先頭集団を走っていた数名のランナーに聴取したところ、「途中でコースロストしたことに気付いたが、引き返すことができなかった」、「ミスコースを確信した時点で、皆に声をかけ引き返そうとしたが、大勢の流れに抗えなかった」ということであった。

主催者として、本来あってはならないことであり、今回の事態を重く受け止め、深く反省し今後同様の事態が起こらぬよう、細心の注意と対策を図り、大会運営に努めていく所存です。また併せて、参加ランナーの皆様には大会コースを事前に把握し、正しいコースを常に自身で確認し、他者に惑わされることのないよう注意してトレイルラン大会に臨むようお願いいたします。

【天候急変によるコース変更での大会続行について】
80kmコースがスタートして間もなく、約35km地点の平山稜線エリアの天候が急変し、大雨と強風、ガスの発生により正規コースでレースを続行することが困難な状況となり、急遽コースを変更して継続することとしました。上位ランナーが平山登山口に到着した時点で一時待機とし、代替コースの安全確認と整備ののち、その地点から折り返しの一斉再スタートとしレースを成立させました。

山岳地帯を通行できない、タイム計測が一律となるなど、今回の対応は80kmコースに参加した全ての参加者に納得のいくものではありませんでしたが、選手の安全を確保するための止むを得ない措置であり、また稜線に配置するスタッフを無事に退避させるためでした。
大会コースは北海道でも有数の、大雪山系の厳しい自然環境の中で開催されるレースであることを、主催者もあらためて肝に銘じた次第です。本件につきましても今後の運営に活かしていく所存です。

【選手の装備について】
本大会では80kmコースは前日受付にてランナーの装備チェックを全員実施しています。
80kmに限らず、40km、17kmの参加者も必携装備品を持たない者は、レースに参加することはできません。また、レース後の装備チェックで不備が発覚した者は、失格または厳重注意処分(以降の参加を認めない等)を受けることになります。
今回、残念ながら数名の入賞者に不備があり、厳重注意処分としました。
本大会の定めた必携装備はトレイルランレースを安全に楽しむためのルールであり、参加者全員に適用されるものです。種目や距離の如何に関係なく、装備品は必ず携行することに注意して下さい。

【ITRAの獲得ポイントについて】
国際トレイルランニング協会(ITRA)で認定する、今回変更となった80kmコースの獲得ポイントは、当初の通り4ポイントとなりました。コース変更に伴い再度の申請となりましたが、獲得ポイントは「4」のままです。なお、40kmコースにつきましても当初の通り2ポイントを獲得しています。

以上、今回も多くの関係者の皆様のご理解とご協力により、大雪山ウルトラトレイルを開催することができました。
次年度の開催および実施内容については今後開かれる大会実行委員会にて決定いたします。
今後とも大雪山ウルトラトレイルを、遠軽町白滝を、ご支援いただきますようお願い申し上げます。

平成30年8月吉日
大雪山ウルトラトレイル
実行委員会長 矢木 優